オーディオブックのこと

 私の市にはかなり大きな図書館があり、私は何か原稿を書く仕事は、ほとんどここでやっています。

 そんな前置きは別にして、ここの図書館には、かなりの数のオーディオブックが置いてあります。

 私の車にはDVDがついていないので、子どもたちと車で遠出するときには、

 図書館でおはなしテープやCDをかりてきて、ドライブ中によく聞いたものです。

 最近も子どもたちはオーディオブックをかりていますが、貸し出しはMP3プレイヤーが多くなっていて、

 家で電池を入れてそれぞれがイアホンで聞いています。もちろん、今も長時間のドライブの際にはかりてきたMP3で聞いています。

 息子のひとりは、熱を出して1日学校を休んだときに、テレビを見るのはしんどいというので、ずっと、このオーディオブックを聞いて

 いました。(触法行為かもしれませんが、私は子どもを家に残して、彼のために図書館にオーディオブックをかりにきました)

 米国でも日本と同様に、子どもへの読み聞かせの重要性が説かれていて、

 公共放送では「1日20分の読み聞かせ」というキャンンペーンCMが流れています。

 こちらの読み聞かせのベストセラー本によると、子ども向けのオーディオブックは、

 親やそれに代わる大人が読み聞かせできないときに、読み聞かせできない事情

 があるときにも役に立つとされていました。重要な読み聞かせの次善の策としても利用されているということです。

 (子どもが外で遊びたいときに、親が付き添えない場合はどうするか、あまり議論されていないのにネ)

 個人的には、日本語のオーディオブックも、もう少し種類が豊富だといいのにとは思いますが…。

 さて、昨年末のクリスマスプレゼントで、もっとも売れたもののひとつがLEAPPAD という子ども向け端末。

http://www.leapfrog.com/leappad/index.html

 これは電子リーダーのNOOkの一種で、親の読み聞かせや、子ども自身の読み聞かせを録音して、それらの声で再生することも可能だと、書いてありました。(もちろん、私は買う気なし。実は、息子からキンドル希望されたが断った。理由は親の私が欲しいのに持ってないから!!)

 これからは電子機器を通じて肉声を聞くのがリアル!大人だってフェイスブックやツイッターで離れた人とつながってますからね。

 今後の音読系の宿題は、タブレットで教科書を読み、ほんとに読んでいるかどうか、先生や親の端末でチェックできるようになったりして。

 私、実は子どものころから音読系の宿題は全くやったことがなく、うちの子どもたちも音読の宿題をいつも忘れて、なかなかご褒美シールがたまっていません。