谷口輝世子Kiyoko Taniguchi

米国在住のライター。日本ではスポーツ紙の記者をしていました。スポーツ取材が中心です。

統一テスト妄想編

統一テスト結果の公表と教員評価、学校評価について。

 子どもたちに同じ内容のテストを同じ時間に受けてもらう。このこと自体は別に悪いことではないと思います。
 自分の学力が同級生の子と比べて、どのくらいかっていうのを知ることも悪いことではないと思います。

「序列化」という言葉は刺激が強いです。が、子どもたちには、あくまで「現時点の、このテストによる得点」であって、テストで計測されていない「学力」もあるし、「人間」や「性格」や「将来性」やそんなものの点数化ではないことを伝えてあげたいと思います。

 私が考えた利点
 ①同じ内容のテストにより、子どもたちの苦手とする単元や課題、得意とする単元や課題が分かり、今後の指導に活かせる。

 ②テストが外発的動機づけになって、教員側も子ども側も、指導、学習に力が入る。→教員の質向上ってことかな。

 どのような形で集計され、公表されるのかは分かりませんが、以下は私の妄想です。

 私が妄想した怖いところ

 ①学校単位の成績を算出するにあたって、特別教育支援級や支援校などに在籍する子どもたちを別に分類する場合、成績不振の子どもに何らかの診断名をつけ、支援級の生徒としてカウントしようとすること。

 ②子どものテスト結果を学校や教員の評価と連動させる場合、テスト作成者が、あまりにも低い点数の子どもが(教員や学校評価の低くなる)続出しないような問題作成をしてしまう危険性。→ テストの意味がなく、税金と労力のムダづかい。

 番外 米国では学校ぐるみでテスト結果を改ざんしていた事件があった。

 以上で妄想は終了です。