2012-01-01から1年間の記事一覧

3歳児立ちションで2500ドル罰金

大田朋子さんのお書きになった記事(http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201211203236)では、スペインでは高い教育を受けていると思われる高級住宅街でも犬のフンが放置されている様子がレポートされています。条例があっても守っている人がいな…

『「児童虐待」へのまなざし』

『「児童虐待」へのまなざし』(内田良・世界思想社)「児童虐待」へのまなざし―社会現象はどう語られるのか (SEKAISHISO SEMINAR)作者: 内田良出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2009/08/08メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 8回この商品を含む…

大学の授業に参加させていただき、作文を発表しました。

何週間か前にミシガン大のゼミで発表した作文です。I was born and raised in Japan. Now I raise two boys who are in the 3rd and 5th grade in Michigan.When I was a kid, I played at a variety of places in downtown Osaka, Japan. At age four, I st…

読書感想文 遊牧夫婦

私は子どもが生まれてからしばらくの間、紀行文や旅行記を好んで読んでいた時期がある。 子どもを出産するまで、スポーツ紙の記者として日本の各地の球場や、メジャーリーグ担当になってからは米国内の各球団を旅してまわっていた。 子どもを産んでからしば…

私をケチと呼ばないで

私は、あまりお店ではものを買わない。 ①片づけが下手なので、というか 面倒くさがりなので、ものを増やさないようにしている。 ②誰にお金がまわっているのか見えにくいお店では、あまりモノを買いたい気持ちにならない。 でも、生活するのに最低限の家具や…

ルールを体にあわせる

少し古い本だけど、『障害者とスポーツ』(高橋明・岩波新書)を読んだ。障害者とスポーツ (岩波新書)作者: 高橋明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/06/18メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る 障害者スポーツでは様々な障…

推奨される投球数

先日、デトロイトタイガースの本拠地、コメリカパークで行われたPLAY(Promoting a Lifetime of Activity for Youth)というイベントに行ってきました。 これは全米のプロ野球(メジャー、マイナーを含む)のトレーナーが作っている組織によるもので、子…

アシュリー事件と障害児野球

私は聴覚障害や自閉症の人とはおつきあいがあるが、これまで重い障害のある人と接したことがなかった。 『アシュリー事件』(生活書院)には、重度の障害を持つ少女が、自分の意思には関係なく、世話をする両親が将来も介護をしやすいようにということで、体…

マイナーリーグ経営はなぜ、儲かるのか

メジャーリーグ傘下にはマイナーリーグがあり、それぞれ独立採算で経営を行っていることはよく知られていると思う。 マイナーリーグだけでルーキーリーグ、1A,2A,3A(3Aが最もメジャーに近い)などとに分かれていて、総チーム数は200を超える。…

猫の飼い方と子どもの外遊び

拙著『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』(生活書院)のあとがきに、 米国では飼い猫であっても外をふらふら歩きまわっている姿を見かけることが少ない。そのことが子どもたちの様子を重なって見えることもある。 と記した。 米国では所有者のいるペッ…

「人種とスポーツ」

『人種とスポーツ』(川島浩平・中公新書)を読んだ。私なりに自分の興味とリンクするキーワードをいくつか見つけることができた。人種とスポーツ - 黒人は本当に「速く」「強い」のか (中公新書)作者: 川島 浩平出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/…

標準テストは、貧困やマイノリティの子どもに有効か否か 覚書

州標準テストに関する本 opposing viewpoints Standardized Testingこの本はタイトルの通り、ひとつの事柄に対して、対抗する2つの意見を紹介する(恐らく中高生向け)シリーズ。 Standardized Testing (Introducing Issues With Opposing Viewpoints)作者:…

生活者として

先日、「世界それホント会議?」の収録に参加させていただきました。 http://world-really.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/ust210-1e32.html (米国の肥満児に関するレポートをしました。後日、編集していただいたものが、動画になるので、そのときはまたお…

私は拙著「子どもがひとりで遊べない国、アメリカ」を書いたとき、子どもたちが自動車の運転免許をとる日まで、大人に付き添われていることの問題は何なのかを考えた。

私がぶつかっている問題、周囲の子どもたちや家庭の様子から見えるものを、私のできる範囲で調べて書かせてもらった。 しかし、今も残っている疑問は「大人に付き添われて子ども時代を過ごしたからといって、この子どもたちが将来、何か困ることというのはあ…

商売のターゲット

以前、このブログで肥満児のことを取り上げたことがありました。 ニューヨーク市では白人の子どもが肥満率を減らしているのに対し、黒人、ヒスパニック系の子どもの肥満が減っていないことを書きました。 今日は、それを(よくない意味で)裏付ける記事に遭…

統一テスト妄想編

統一テスト結果の公表と教員評価、学校評価について。 子どもたちに同じ内容のテストを同じ時間に受けてもらう。このこと自体は別に悪いことではないと思います。 自分の学力が同級生の子と比べて、どのくらいかっていうのを知ることも悪いことではないと思…

本のご紹介

ビビ 私は実はネコが苦手です。嫌いではないのですが、怖いのです。 そんな私が「ビビ」というネコを主人公とした絵本と出会いました。 ビビと作者のたがわいちろうさんとの実話だそうです。たがわさんは東京ではテレビのプロデユーサー、故郷ではブルーベリ…

オーディオブックのこと

私の市にはかなり大きな図書館があり、私は何か原稿を書く仕事は、ほとんどここでやっています。 そんな前置きは別にして、ここの図書館には、かなりの数のオーディオブックが置いてあります。 私の車にはDVDがついていないので、子どもたちと車で遠出す…

子どもの遊びの変遷

クリスチャン・サイエンス・モニター誌に子どもの遊びに関する長文記事が掲載されていました。 http://www.csmonitor.com/USA/Society/2012/0122/Toddlers-to-tweens-relearning-how-to-play 米国内でも遊ばない、遊べない子どもたちを懸念する人はいます。 …

スクールポリスのこと

spitzbaraさんのブログを読んで考えたこと。http://blogs.yahoo.co.jp/spitzibara/64617042.html テキサス州の学校でスクールポリスが子どもたちの「授業妨害行為」を取り締まり、逮捕までしているという話。 学校で、自分の子どもが『問題児』によってケガ…

高校アイスホッケー部、デトロイトライオンズに挑戦!

NFL米プロフットボールのプレーオフが今週末から始まります。 現在の私の最寄のNFLチーム、デトロイト・ライオンズが1月8日に試合を行います。地元住民の多くがこの試合の中継を観戦するはずです。 そんな折、市の高校のアイスホッケー部からメールが届…

保育時間の2パーセント

USAトゥデー紙は4日、保育園、託児所などに通う幼児が活発な遊びを十分にしていないと伝えた。 オハイオ州シンシナティの子ども病院が同州の保育園、託児所などを調査したもので、子どもたちは多くの時間を座るなどして過ごしていることが分かった。 座って…

薬物汚染時代とフェアプレー

私は大学時代に、恩師から「フェアプレー」について教えていただいたことを断片的に覚えている。(当時から出来が悪かったので部分的にしか先生の話を覚えていない) 「フェアプレー」は、スポーツが賭けの対象になるときに必要なものである。そのような内容…