谷口輝世子Kiyoko Taniguchi

米国在住のライター。日本ではスポーツ紙の記者をしていました。スポーツ取材が中心です。

アメリカの「家計」

 センサスの結果を元にしているNational Deta Book

Statistical Abstract of the United States 2011 (Statistical Abstract of the U.S.)

Statistical Abstract of the United States 2011 (Statistical Abstract of the U.S.)

  • 作者: States Census Bureau United,Census Bureau
  • 出版社/メーカー: Government Printing Office
  • 発売日: 2011/02
  • メディア: ペーパーバック
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ここにアメリカの一世帯あたりの年間支出と、その内訳が掲載されています。

 これによると、

 アメリカの一世帯あたりの年間の食費は6443ドル。一ヶ月あたり500ドル強です。

 そのうち外食は 年間2698ドル 一ヶ月あたり200ドルは外食しています。

 1度に50ドル程度の支払いをするようなファミレスに月4回行くのかもしれませんし、ファーストフードに月に10日程度行くということかもしれません。

 人種別で見ると、最も食費にお金をかけているのはアジア人で年間7089ドル、最も少ないのは黒人で4594ドル。


 年間の衣服費は、アメリカ平均1801ドル。月に150ドルぐらいでしょうか。

 ここではヒスパニック系が最も支出していて年間2119ドル、最も少ないのは白人で1767ドルです。

 光熱費は米国平均、年間3649ドル、月に約300ドル。 ここは、あまり差が開いていないと思うのですが、最多は白人の3674ドル、最少はアジア人で3275ドルです。


 お金のかけどころに、人種のバッググラウンドみたいなのがはっきりと表れているようにも思いますが…。

 地域によっても支出の差は顕著で東海岸、西海岸の年間の出費がそれぞれ5万4918ドル、5万5453ドルなのに対し、中西部は4万7846ドル、南部が4万6823ドルです。

 日本でも公的機関からの統計が出ているので、比べてみようかと思います。