オーストラリアでは、親が、プールで水泳をしている子どもの写真を撮影するのを禁じている学校があるそうです。
「子どもを守るため」だそうです。
米国では、子どもの入浴時の写真をスーパーマーケットでプリントアウトしていたところ、店員が「児童ポルノの疑い」として警察に通報したという例もあります。
日本総領事館からも、米国生活において気をつける事柄として、「子どもの入浴中の写真を現像して通報された例がある」と注意を促しています。
フェイスブックはもちろんのこと、ブログにもお子さんの写真をアップされている方がいるので、自分の子どもだけでなく、よそのお子さんが写真に写りこんでいるとマズイとかいう理由もあるんでしょうか。
児童ポルノと子どもの水泳時の写真撮影の間には、かなり距離があるようにも思えます。しかし、ネットで不特定多数の人の目に触れるっていうのはあんまり気持ちのよいものではないかもしれませんね。そのこと自体に誘拐事件などのリスクがなくても。
わたし、実は子どもの写真をほとんど撮影しておりません。単にめんどくさい、あとで写真を整理するのもめんどくさいという理由です。
もうひとつは、子どもに「見られている自分」というのをあまり意識してもらいたくなかったためですが、そういう意識は写真やビデオ撮影の量とは無関係に、意識する子いれば、意識しない子もいるなと感じている今日このごろです。