先日、タイガースの本拠球場コメリカパークで開催されたグラウンド整備講習を取材させてもらいました。
なぜ、このようなイベントが行われているのか、講習の内容などは、別に記事に書きました。また、発売されたらお知らせします。
今日はグラウンド整備のこぼれ話を。
オールスター戦などでは、外野の芝生にチームのロゴと分かるような芝の刈り方をしていることがあります。当然ながら、時間と手間がかかります。そのような特別なイベントの場合はインターン生を多く雇っているそうです。
スーパーボウルには、メジャーリーグのグラウンドキーパーの人たちも応援にかけつけているとのこと。
例えば、この芝生に描かれている開幕戦のマーク。これはメジャーリーグからテンプレートが配布され、スプレーペイントのようなものを使用しているそうです。
ただし、マウンドの後ろなど芝生でない土の部分に、ロゴなどを入れる場合は、ペイントは使わないそうです。この場合は、テンプレートに色のついた砂状のものを振りかけるようにして、ロゴを作るというお話でした。振りかけるときに使っている入れ物は、コーヒーの空き缶を使用しているとのことで、メジャーリーグレベルの廃品再生にやや驚きました。