先日から、こちらの子供の野球について、見聞きしたことがあったので、こちらにちょっと書き留めておきたいと思います。
まだ、データを探せていませんので、そのうちに調べたいと思いますが…。
米国でも、ひじを痛めている子ども選手は少なくない。手術をしている子どもも少なくない。
リトルリーグや各少年野球リーグでは投球数の制限や、2日続けて連投しないなど登板日の制限を設けている。しかし、どうして、ひじを痛める子どもが減らないのか。
米国では競技チームの子どもたちでも、シーズン中の練習と試合をあわせて週に3-4日程度。試合週2日、練習2日だったり、試合2日、練習1日など。
日程的に余裕があるため、2チームを掛け持ちする子どもが結構いる。
(練習時間と多くの試合に出場すれば、あっという間にうまくなる子どもは多い)
そうすると、各リーグごとの投球制限数や休養日規則は守っていても、2つのリーグを掛け持ちしてやっているので、休養日に休養せず、別のリーグのチームで投げてしまっているケースがあると思われる。
ふたつめの理由として、変化球を投げ過ぎているのではないかということ。子供の体はやわらかいので、変化球を投げることで負担がかかりやすい。
オフシーズンの間も、クリニックやプライベートレッスンなどで一年中野球をやっている子どもがいて、そこでひじに負担がかかっているかもしれない。
投げ過ぎやフォームと、ひじの故障の関係については指導者にも情報が伝わっているはずだけども、それを軽視している人がいるのではないかとうこと。
ひじを専門に診察、治療、手術をしているスポーツドクターのもとには、子どもたちのデータが集められていて、昔と比べてどのくらい増えているのかなどを把握しているそうです。
プロになると、大きなお金を手にするチャンスがあるので、そのことが、子どもの「やり過ぎ」につながっているのではという見方もあるようです。種目ごとの、プロになったときの報酬額、代表選手レベルになったときの名誉度と子どもが「やり過ぎてしまうこと」とどのくらい関係があるのかな、何か調べる方法あるのかなと思いました。
ちょっと覚書として書いておきます。