米国 子ども

少年のステロイド使用 ゲイ、バイセクシャルの少年

東京が、2020年五輪開催地に決まったとき、日本選手はドーピングをしている選手が少ないという話が出ました。 アメリカでは、少年(スポーツ活動していない人も含む)でも調査によっては5%-6%、ステロイドを使用したことがあるという結果が出ていま…

米国女子サッカー代表とナニー(ベビーシッター)プログラム

昔、選手の試合前の準備ということで、考えたことあったなあ。なんやったけ、と。 思い出しました。女子サッカー米国代表選手が、子どもを連れて、遠征に行っているという話。 2012年のLAタイムズ http://articles.latimes.com/2012/jun/24/sports/la-sp-oly…

体罰か虐待か (米国の高校スポーツの場合)

先日、米国の体罰の歴史と、今も一部で学校での体罰が行われていることをこちらの記事に書きました。 「適切な体罰は必要」〜米国に根強く残るムチを求める声 - Global Press - 朝日新聞社(WEBRONZA) では、米国の学校の運動部での体罰はどうなっているの…

米国のスポーツ少年、少女の親は何を期待しているのか。

先日、テキサス州の運動部に所属する高校生選手の保護者を対象にしたハンドブックを紹介しました。http://kiyoko26.hatenablog.com/entry/2014/01/08/230328 その3ページ目に、大学に進学してプレーを続行できる人の人数、プロ入りできる人数が書かれていま…

教育予算、数学とアメリカンフットボール。

米国はスポーツ大国で、プロスポーツ、大学スポーツが巨大なビジネスになっていることはよく知られていることだと思います。お金を払って試合を見る人がおり、お金を払って放映権を買い取る会社があります。プレーをする選手だけでなく、指導者、スタッフな…

bend your knees と腰を落とす

今年の夏、日本に一時帰国したときにリベルタ学舎におじゃましました。 私と子どもたちは湯浅先生の踊らないダンスの授業に参加しました。うちの子どもたちは英語と(あやしい)日本語のなんちゃってバイリンガルです。普段は英語の中で暮らしているため、言…

スポーツ脳震盪法、学校体育にも適用

ミシガン州では2013年6月から、学校体育や学校の休憩時間にも、スポーツと脳震盪に関する法(正式な日本語訳は知りません)を適用することになった。 もともと、スポーツ時に起こる脳震盪が見逃されたり、軽視されたりしないための法律で、 ①スポーツ活…

高校アメリカンフットボールの全米テレビ中継をめぐって

8月末からは米国の高校フットボール開幕の時期。 USATODAYでは、今シーズン初めて高校フットボールの試合が、年間通じて全米中継されることを報じている。http://www.usatoday.com/story/sports/columnist/brennan/2013/08/21/christine-brennan-hi…

航空会社 12歳以下の子どもが座れない座席ゾーン

今日、ハンバーガー屋に入ったら、テレビが流れていて、 うちの子どもたちが「見て、見て」という。 シンガポール航空系のスクート航空という会社が、 12歳以下の子どもは座れない「チャイルド・フリーゾーン」を設けるそうだ。 http://www.foxnews.com/tr…

選ぶ権利 もしも、保護者がアホな私である場合(ドリフのコント風)。

「はだしのゲン」の閲覧制限がネットで話題になっています。 学校で一斉にこどもたちに見せるというのとは、違うもののよう。 ただ、読む権利、読まない権利でちょっと個人的に気になっていることがあるので、メモしておきます。 うちの子どもたちは米国中西…

アイスホッケー ヘルメット買い替え

アイスホッケーはお金がかかるスポーツといわれている。 まず、練習や試合で使用するリンクの費用を負担しなければならない。 そのほかにスケートや防具も用意しなければならない。 うちの家は、こどもが2人ともアイスホッケーをやっているが、スケートは可…

子供のイマジネーションも規制の対象に

4月に、いつもお世話になっている「地球はとっても丸い」に記事を掲載していただきました。 おもちゃの銃について話したり、ブロックでおもちゃの銃を作った子どもたちが、出席停止処分を受けているといった内容です。 http://chikyumaru.net/?p=3913 この…

特産品… 大学とスポーツチームのロゴ

今日は下の息子の「マーケットデー」という行事に参加するため、学校へ行ってきました。 これはいわゆる「お買いものごっこ」です。 子どもたちが宿題として各家庭で作ってきたものを、作り物の紙幣を介して売買するものです。 商品の制作にあたってひとつル…

メモリアルデー

今日はメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)です。 昨日はお友達のご家族に誘っていただいて、上の息子と近くの博物館のようなところへ行ってきました。 米国の昔の家や学校、郵便局など町の様子を再現した屋外施設で、いわゆる日光江戸村みたいな感じかと…

3歳児立ちションで2500ドル罰金

大田朋子さんのお書きになった記事(http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=201211203236)では、スペインでは高い教育を受けていると思われる高級住宅街でも犬のフンが放置されている様子がレポートされています。条例があっても守っている人がいな…

商売のターゲット

以前、このブログで肥満児のことを取り上げたことがありました。 ニューヨーク市では白人の子どもが肥満率を減らしているのに対し、黒人、ヒスパニック系の子どもの肥満が減っていないことを書きました。 今日は、それを(よくない意味で)裏付ける記事に遭…

オーディオブックのこと

私の市にはかなり大きな図書館があり、私は何か原稿を書く仕事は、ほとんどここでやっています。 そんな前置きは別にして、ここの図書館には、かなりの数のオーディオブックが置いてあります。 私の車にはDVDがついていないので、子どもたちと車で遠出す…

子どもの遊びの変遷

クリスチャン・サイエンス・モニター誌に子どもの遊びに関する長文記事が掲載されていました。 http://www.csmonitor.com/USA/Society/2012/0122/Toddlers-to-tweens-relearning-how-to-play 米国内でも遊ばない、遊べない子どもたちを懸念する人はいます。 …

保育時間の2パーセント

USAトゥデー紙は4日、保育園、託児所などに通う幼児が活発な遊びを十分にしていないと伝えた。 オハイオ州シンシナティの子ども病院が同州の保育園、託児所などを調査したもので、子どもたちは多くの時間を座るなどして過ごしていることが分かった。 座って…

子どもの肥満

米国では子どもの肥満が深刻な問題となっていて、子どものうち、およそ3人に1人が肥満児といわれている。少なくとも10年前から、肥満児を減らすための対策措置がとられていたが、効果を発揮するどころか、年を追うごとに肥満児は増えている。 体質的に太…

育児ロボット大妄想

育児ロボット 「アシュリー事件」(生活書院)の著者の方のブログに育児ロボットに関するものがあった。 私は子どもを産んだとき「子育ては機械化されていない最後の領域。しかも結構、肉体を使う」と思ったが、どうやらそうでもないらしい。 ブログから引用…

ダブルロースター 子どものスポーツより

ダブルロースター(子どものスポーツより) 何日か前に、練習時間と試合時間をよりたくさん得たいとの気持ちから、同一種目のチームを掛け持ちしている子どもたちがいることについて書きました。 小学生の年代では競技チームに入っても、毎日、毎日、練習が…

しかし、それでもコーチの指導に納得できな場合

昨日は親、選手とコーチの間にある24時間ルールというものをご紹介しました。 親や選手がコーチに苦情申し立てをしたいときには、試合中に熱くなった気持ちを少し冷却してから話し合いを持つというものです。しかし、どうしてもコーチの指導法や起用法が納…

子どもがやる気をなくしたら

ギルティー・マネーという言葉があるそうだ。 罪滅ぼしのお金という意味だろう。 自分の行動や言動によって、機嫌を損ねている相手に対して、お金を使って、ものを買ったり、楽しませて、機嫌を直させる。 「働きすぎのアメリカ人」などの著書があるジュリエ…

日本の高校野球とリトルリーグ

私の大学時代の卒論は「甲子園の高校球児はなぜ、最終回二死からヘッドスライディングするのか」というテーマだった。 「高校生らしい野球をしめくくるための“演技”である」という仮説だった。 当時、よく読んでいた山際淳司の本にも、うろ覚えだけど、 守備…

子どものスポーツ と その国の学力は

子どものスポーツを見れば、その国の教育が分かる? 以前、小学校低学年からトライアウト(入団テスト)をして、能力のある子どもだけを選抜してトラベルチームを作るという話を書きました。 読んでいただいた人のなかに、いかにも上手な、訓練された子ども…

スキップのできない小学生

スキップのできない小学生 少し前に分数のできない大学生という本が日本で話題になったようです。 私の身近には、スキップのできないアメリカの小学生が何人かいます。小1の20人学級でスキップのうまくできない子どもが4−5人います。 分数ができない大…

子どものスポーツとジェンダー

子どものスポーツとジェンダー 昨日、子どもたちの野球の試合に行ってきました。小学校低学年は男女混合でやっていて、女の子も数人います。 彼女たちは揃いのユニホームこそ着ていますが、ベルトはピンク、ヘルメットとスパイクにはピンクのラインが入った…

いわゆる貧困地区と子どものスポーツについて

スポーツと人格形成 その3 少年スポーツは子どもの人格形成に役立つのか? スポーツをしているといい子になれるのか。3日前、4日前にこんなことを書きました。 今、米国で、もっともスポーツを子どもの成長に役立てようとしているのは、インナーシティと…

楽しむこと

楽しむこと 何年も前、アトランタオリンピックのころだろうか、名の知れた女子水泳選手が大会前に「楽しみたい」というような発言をしていた。 確か、私が見たのは、当時、久米宏やっていたニュース番組で、久米さんの問いかけに対し、女子水泳選手はマスコ…