選手が守るべき規則

 先日、USAアイスホッケーの保護者が守るべき規則について、簡単に翻訳しました。http://kiyoko26.hatenablog.com/entry/2014/02/07/084359

 もちろん、選手が守るべき規則も定められています。シーズンが始まる前にこれを読み、本人がサインします。私の子どもたちは、USAアイスホッケーではなく、ミシガン州アマチュアアイスホッケー協会(MAHA)の書類に署名しています。2人とも小1のときから、たどたどしい字でサインをしています。今は筆記体でサインっぽくは書けるようになっています。

 http://www.scaha.com/selectcamp/2013/USA_Hockey_Code_of_Conduct_2013-14.pdf

 内容をざっと大まかに翻訳してみます。

①チームで行動しているときはいかなるときでも、リンク、ベンチなどにおいて罵ったり、暴言を発しない。

②審判のいかなる判定、どの審判に対しても暴言を吐いたり、襲いかかってはいけない。コーチ陣が審判を行う行為に関わる全ての問題に対応する。

③ペナルティを課された選手は、ペナルティボックスへ向かってスケートする。

④チームで行動するときはいかなるときでも、飲酒、喫煙、かみタバコがないようにし、 違法な薬物を使用してはいけない。

⑤チームで行動している間、レストランや宿泊施設で適切な行動をする。

⑥これらの規則を守ることのできない選手、チームはより重い懲戒処分の対象になることを理解する。

 

中学生や高校生の学校でのスポーツ活動時に渡される規則に比べると簡潔ですし、それほど細かいことも書いてありません。

保護者、選手と規則を書きました。では、コーチはどうなのか。コーチのガイドラインは3ページにわたってびっしり書かれております。(1-2時間ほどあったらできることなので、そのうちヤリマス)

 保護者、選手は規則を守ることに同意し、署名するのに対し、コーチの場合は規則を守ることを誓うサインの必要はありません。経歴、犯罪歴は調査されますし、ガイドラインから大きく外れたり、倫理的に問題がある指導だと指摘された場合には、調査の末にコーチ職から解任されることになります。

これは、昨年、私が近くの3つの高校を取材したときと同じで、選手は規則を守ることに同意し、署名しなければいけません。コーチにはどのようなコーチングをするべきか、どのようなことをしてはいけないかの詳細が書かれたガイドラインが配布されますが、これに従うことを誓っての署名の必要はありません。ただし、経歴、犯罪歴の確認はあります。また、ガイドラインから外れた場合は、コーチも処分の対象になります。