2013-01-01から1年間の記事一覧

障害児野球 追記

今月中旬に発売された『体育科教育』(大修館書店)に、障害児野球のことを書いています。そのおまけとして私自身の感想をちょっとここに付け足しします。 障害児野球として、ミシガン州のミラクルリーグを紹介しています。重い障害があっても子どもたちが野…

地域の大人として

先週、デトロイトのユーススポーツのコーチ講習に行ってきました。 2回目の講習にはすでにコーチとして現場で子どもたちの指導にあたっていらっしゃる人たちが、新シーズンに向けて参加されていました。 これも、また、どこかで書かせていただこうと思います…

Evaluation

今日は、早朝から子どもたちの野球のevaluation に行ってきました。 うちの子どもは、野球については、ハウスと呼ばれるレクリエーション色の強いリーグでやっています。 このリーグは参加したい人は全員どこかのチームに入ることができるのですが、シーズン…

ファン目線か、コーチ目線か

ほ 昨日、デトロイトでユーススポーツを運営している団体を訪ねました。 以前にこの団体の女子バレボールの試合を観戦させてもらったこともあり、事務所を訪ねるのは3回目。昨日はコーチ講習に行ってきました(コーチは全員ボランティアです)。 犯罪率と失…

トライアウトのための練習

先日、こういう記事を書きましたので、補足としての写真を張り付けてみました。http://punta.jp/archives/10803 米国の高校スポーツ(公立高校でも)では、トライアウトを受けてパスしないとチームに入ることはできません。なぜ、トライアウトをするかという…

惨めな都市全米1位のデトロイト

先日、ロイターの報道によると、デトロイトが全米の惨めな都市第1位になったという。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91L00820130222 これには全く驚かない。失業率と犯罪発生率の高さ、街は廃墟だらけ。空き家だけでなく、数十年前には賑わ…

保護者と指導者が話し合うとき 実は親もアブナイ!

先日、日経ecomom さんに記事を掲載していただきました。http://business.nikkeibp.co.jp/ecomom/report/report_325.html 米国の高校スポーツやユーススポーツでは、保護者と指導者であるコーチのコミュニケーションの取り方に関してガイドラインがあるとい…

体罰

体罰はなぜいけないのか。本当に私は心底どう思っているのか。 私自身は厳しい体罰による指導を受けたことはない。ただし、指導者にたたかれても、あまり堪えない、体罰による指導を受け入れる性質の子どもであったと思う。自分の子ども時代は追い込まれて厳…

ツイッター覚書

体育の授業って、危険から身を守ることを学ぶためのものでもあるのだろうけども、それが一転して運動部活動になると、危険なレベルの暴力を罰として受け入れられる「からだづくり」に。— Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) 2013年2月6日 corporal punishment…

日本経済新聞の権藤さんのインタビューを読んで

今朝は寝起きから頭が痛かったのだけども、ツイッターで中日の前投手コーチであった権藤さんの体罰についてのインタビューを読んでいるうちに目が覚めてきた。 http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXBZO51338050U3A200C1000000&uah…

2月1日

米国でも70年代ごろまでは、体罰の肯定する人と否定する人との間で論争があったよう。— Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) 2013年2月2日 例えば、家庭内で親に叩かれている子どもで、第3者に虐待であるとみなされたとき、その子どもは大人になってからも「…

1月31日分 ツイッター

<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>『スポーツ倫理を問う』(友添秀則・近藤良亨 大修館書店)を読んでます。初版が2000年。はじめにに、シドニー五輪選手選考の千葉すずさんの異議申し立ての話が出てきます。</p>&mdash; Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) <a href="https://twitter.com/zankatei/status/296797177051754496">2013年1月31日</a></blockquote>

1月30日分 倫理規定があるのにもかかわらず…

<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>全日本柔道連盟の倫理規定もあった。しも、指導者たる立場にあるものは、自らを厳しく律する…って書いてある。<a href="http://t.co/EB7keq4F" title="http://www.judo.or.jp/article/1992-kitei/attach/23-2rinri.pdf">judo.or.jp/article/1992-k…</a></p>&mdash; Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) </blockquote>

ツイッター覚書 1月29日分

『現代スポーツの社会学』P14より引用。なぜなら、彼らは今まさに組織され、プレーされているスポーツに入れ込んでいるからである。彼らにしてみれば、今とは違ったふうに組織し実践すれば、スポーツは変わると考える人びとは願い下げなのである。— Kiyok…

ツイッター 覚書 1月28日

体罰しないっていうことと、叱らないっていうことは同じではないと私は思ってます。— Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) 2013年1月28日 私でさえ、留守番や子どもだけで近所の図書館へ行かせることが「育児放棄」とみなされてないか気にしないといけないのに…

1月26日分 覚書

私は子どものお尻を叩こうとして、やめたことがある。一瞬「虐待とみなされたら困る」と思ったから。でも、なんかとても情けなかった。あ〜自分は法律によって子を育ててるんや〜。抱っこしておんぶして、こんなにも関係しあっている子どもであるのにと。— K…

1月24日分

外部から校長を迎えることも必要なのかもしれませんが、もっと必要なのは、これからの運動部活動がどこへ向かっていくのかが議論され、指導者、保護者、生徒にその指針を示すことかもしれないと思っています。— Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) 2013年1月2…

ツイッター1月23日覚書

米国の高校スポーツには、コーチ以外の人が多くかかわっている。一般的に、その雇用に必要な主な財源は、学校区からと、スポーツ活動に参加する生徒が1年ごとに収めるpay to play と呼ばれる参加費(うちの近所はたぶん500ドル)などのよう。これは、近日…

ツイッター覚書1月22日分

今、こちらのハイスクールスポーツの調べもの中。1999年に起きたコロンバイン高校の襲撃事件の背景にジョックという概念がある。ハイスクール内には階層がつくられ、その頂点に立つのが男子の運動部員。当時ESPNも調査報道して放送しているそうだ。ja.wi…

ツイッター覚書

米大学バスケットボールの名コ―チといわれていたボブ・ナイト。インディアナ大でコーチをしていた1997年の練習中に選手ののどを締めたことが明らかになったり(その他)で、インディアナ大学総長にコーチ職を解かれているはず。— Kiyoko Taniguchiさん (…

ツイッター1月19日分

アメリカの高校や大学にはアスレチックディレクターという肩書の職員がいる。この仕事はコーチではなく、コーチを雇い、各スポーツ部への予算振り分け、備品購入、グラウンド管理などが主な仕事。— Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) 2013年1月19日米国の大…

1月16日分

仮に、子どもが所属しているチームで指導者に問題があるというとなったらは、まず市の協会へ報告する。そこで数名の委員が指導者と面談し、問題解決を図る。さらに不服がある場合には、州の協会へ申し立てる。— Kiyoko Taniguchiさん (@zankatei) 2013年1月1…

ツイッター覚書1月16日分

学力テストの点を校内に張り出すとか、「がんばろう」ばかりの通知表が懲罰の意味合いで、全校で公開されるなどはあり得ない。ただ、スポーツ(体育を含む)はできるも、できないも、そのほとんどが公開される。そういう科目(種目)の特性を、大人は忘れた…

ツイッター覚書 1月15日分

いいのか悪いのか、必要なのか不要なのかは分からないけど、米国には「sports parenting」というカテゴリーでかなりの情報が出回っている。指導者に対してどう接するのかも含めて。日本のユーススポーツ保護者向けにも、これからいろいろ出てくるのだろうか…

ツイッターで書いたことを覚書として

昨年10月、アイオワ州の高校フットボール部で、一軍チームにネガティブな発言をした選手(生徒)に、コーチが走るように命令したという。これは、学校のイジメと体罰に関する規則違反であると非難されている。sports.yahoo.com/blogs/highscho…— Kiyoko Ta…