2014-01-01から1年間の記事一覧
今年のリトルリーグワールドシリーズは、女子のモネ・デービス選手が大活躍し、そのことが米国でも話題になっています。 デービス選手の大活躍の陰に隠れていたのですが、シカゴの「ジャッキー・ロビンソン・ウェスト」というチームの快進撃も見逃せません。…
数日前から、日本でも「アイス・バケツ・チャレンジ」のキャンペーンが広がっているようです。 この「アイス・バケツ・キャンペーン」は、8月22日付のハフィントンポスト日本版には次のように説明されています。 ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病啓発…
私の2人の子どもたちはミシガン州の公立の学校へ通っています。 この2人の子どもが小学校低学年のときから中学年にかけて、1日20-30分、本を読むという宿題が出ました。もう上の息子は中学生なので、こういった宿題は出ていないようですが。 アメリ…
日本高校野球連盟が公式戦に出場できる選手を男子生徒と限定している。 これはよく知られた話だと思います。そのため、女子マネジャーの話題が上がると、女子には高校野球連盟で公式戦試合に出場する選択肢が与えられていないことと、セットで語られやすいで…
まもなく高校アメリカンフットボールは開幕! これから金曜日の夜になると、高校の駐車場に入りきらない車が路駐され、夜空には秋の月とともにライトがともります。 今日、近所のスポーツ用品店に行きました。チェーン店ですけど業界最大手ではありません。 …
駐車場などで、子どもを車中に残してはいけない。これは120%正しいです。 短時間であっても、暑くなくても、寒くなくても。 私は以前に拙著『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』で、12才ごろまでは親の完全な付き添いを求める米国の社会に悩んでい…
今日は、「後から思い出しながら慌てて書く夏休みの日記」です。 私と子ども2人は、7月に日本に一時帰国しておりました。日本でお世話になった皆様、ありがとうございました。 私は子ども2人と甥を連れて、7月末にリベルタ学舎さん主催による、兵庫県にある…
日本の高校野球部における女子マネジャーの存在や役割について議論が出ているようです。 アメリカの学校運動部にも「スチューデント・マネジャー」という役割があります。そのため、男子チームに女子のマネジャーがいることもあります。 ただ、「マネジャー…
今シーズンは、過去2年に見せた史上最強打者級の活躍をしていない、タイガースのミゲル・カブレラ内野手。 なぜ、彼がこれまでほどの成績を残していないかは横においておきまして、今日はカブレラと障害児野球教室の模様をレポートしたいと思います。 タイ…
昨日、ツイッターでこういう記事があることを知りました。 米国にはタイトルⅨというい法律があり「女子マネジャー」は違法である、という内容でした。 おにぎり女子マネとタイトルナイン|りんがる|note 私は、ここに書かれてあることに反論するつもりはな…
米国は義務教育年代の子どもでも、学校に通わず、ホームスクールとして家庭や学校以外の場所で教育を受ける権利が認められています。このあたりが「自由の国、アメリカ」の面目躍如かなと思います。 ただし、何でもかんでもご自由に、というのとは少し違いま…
// 今朝、ツイッターを見ていたら、高校野球の女子マネジャーが話題になっていた。 甲子園出場校の女子マネジャーが選手のために、これまで2万個のおにぎりを作ってきたと。そのおにぎりづくりのためにあえて学力の高い生徒のためのコースに入らなかったと…
私たちは夏休みの数週間から一か月を日本で過ごしています。普段は米国ミシガン州のデトロイト郊外に住んでいます。9年ほど前には家族で1年半の間、日本に住んでいたこともあります。 日本は子育てしにくい国なので、少子化が進んでいるという意見があるよ…
私の子どもたちはアイスホッケーをしていて、ミシガン州アマチュアアイスホッケー協会(MAHA)の規則によって運営されているチームに所属しています。 ミシガン州アマチュアアイスホッケーでは夏休みが終わると間もなくシーズンが始まりますが、今季から…
私は以前から、アメリカの未成年のスポーツシステムは日本の私立中学受験とか、高校受験、大学受験とよく似ているなあと思っていました。 例えば、レクリエーションではなく、トライアウト=受験が必要なトラベルチーム、さらに強豪のエリートトラベルチーム…
一時帰国していた日本から、米国に戻ってくると時差ボケに悩まされる。 こちらから日本に行ったときにも時差ボケにはなる。けれども、日本でしかできない用事をしなくてはいけないので、時差ボケだからといって寝てはいられない。しかも、滞在の拠点としてい…
今日、スーパーに買い物にいくと、その駐車場に手作りアイスクリームを販売しているワゴンカーがとまっていた。アメリカで自動車でモノを売っているのを見ると、日本の屋台を思い出す。そういえば、まだ、私が子どもだったころ、裸一貫で商売を始めるとき、…
このブログは、2011年11月に出版した『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』(生活書院)や2004年に出版した『帝国化するメジャーリーグ』に関する内容と、メジャーリーグや米国の子どものスポーツ、学生スポーツなどについて、私、谷口輝世子…
先月、日本に一時帰国しました。 米国では中西部郊外に住んでおり、自動車がないと生活することができません。6キロほど離れた子どもの学校の懇談会にも出席できません。 私の実家は大阪市内にあり、地下鉄の駅から徒歩90秒程度。 実家には自動車がないの…
日本でも夏休みに入りました。 夏休みは、スポーツ活動をする時間が多く確保できますが、だからといって急に練習量を増やすことは避けたほうがよいようです。 1週間から2週間かけて暑さになれながら、練習量を増やしていくのがよいとされています。 また、…
メジャーリーグでは、ここ数年、トミー・ジョン手術という腱の移植手術を受ける投手が増えています。田沢投手、松坂投手、藤川投手らも受けているものです。 トミー・ジョン手術の執刀医でもあるアンドリューズ医師が中心となっているアメリカスポーツ医学研…
数日前、ウォルストリートジャーナル紙に、研究調査の結果として、親が子どものスポーツに多額のお金をつぎ込むと、子どもがスポーツをして感じる楽しみややる気がそがれるようだという記事が掲載されました。 The Problem for Sports Parents: Overspending…
私は以前からメジャーリーガーたちが、米国出身の選手だけでなく、日本や中米の出身の選手が少なくないことに興味を持っていました。 10年前には 帝国化するメジャーリーグ という本を出しています。 それからも、国際大会で戦う選手であっても、国や地域…
先日、このような記事をブログに書きました。 高収入世帯の少年・少女選手のほうが、オーバーユースによるケガをしやすい。 - 『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』(生活書院) momsteam というウェブサイトでも、この研究結果をもとにオーバーユース…
今年は楽天に在籍していた田中投手が、新ポスティングシステムでヤンキースに入団。日本球団には不利な内容に変わったことも含めて、改めてこの制度が注目された。 多くの新聞記事は、97年に伊良部さんがロッテ球団に対して、強硬にメジャー行きを主張して…
私は1994年から2002年ごろまで伊良部秀輝さんをスポーツ新聞の記者として取材していた。1998年に日本からアメリカにひとり引っ越ししてきて、今は家族もできて居座っている。もとはといえば、不本意なまま伊良部さんの取材を終わらせたくないと…
今日は、このツイートから、学校の部活動における教師の負担について考えたいと思います。 【ブログ】学校の部活動はどこまで指導者の善意に頼っていいのか(為末大) http://t.co/XPyfNq5a3s— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) April 21, 2014 学…
ヤンキース、田中将大投手はスムーズな開幕スタートを切りました。 田中投手は88年生まれ。 メジャーリーグの主な88年生まれの投手と成績、年俸を見ていきたいと思います。 クレイトン・カーショー投手(ドジャース) 1988年3月18日生まれ。 高校…
今日もツイッターから気になるニュースがありましたので紹介します。 Teens who suffered concussion twice as likely to be bullied; three times as likely to attempt suicide: http://t.co/7mKtywHNWH— Education Week (@educationweek) 2014, 4月 16 こ…
米国では、子どもが学校区でトップクラスかそれ以上の運動能力を持っていて、親が子どものスポーツに対して経済的な支援のできる余裕のある家庭だと、いくらでもお金をつぎ込める仕組みになっている。 このブログでもプライベートレッスンやエリートトラベル…