子どもとスポーツ
今日は、早朝から子どもたちの野球のevaluation に行ってきました。 うちの子どもは、野球については、ハウスと呼ばれるレクリエーション色の強いリーグでやっています。 このリーグは参加したい人は全員どこかのチームに入ることができるのですが、シーズン…
ほ 昨日、デトロイトでユーススポーツを運営している団体を訪ねました。 以前にこの団体の女子バレボールの試合を観戦させてもらったこともあり、事務所を訪ねるのは3回目。昨日はコーチ講習に行ってきました(コーチは全員ボランティアです)。 犯罪率と失…
先日、こういう記事を書きましたので、補足としての写真を張り付けてみました。http://punta.jp/archives/10803 米国の高校スポーツ(公立高校でも)では、トライアウトを受けてパスしないとチームに入ることはできません。なぜ、トライアウトをするかという…
先日、日経ecomom さんに記事を掲載していただきました。http://business.nikkeibp.co.jp/ecomom/report/report_325.html 米国の高校スポーツやユーススポーツでは、保護者と指導者であるコーチのコミュニケーションの取り方に関してガイドラインがあるとい…
今朝は寝起きから頭が痛かったのだけども、ツイッターで中日の前投手コーチであった権藤さんの体罰についてのインタビューを読んでいるうちに目が覚めてきた。 http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXBZO51338050U3A200C1000000&uah…
少し古い本だけど、『障害者とスポーツ』(高橋明・岩波新書)を読んだ。障害者とスポーツ (岩波新書)作者: 高橋明出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/06/18メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る 障害者スポーツでは様々な障…
先日、デトロイトタイガースの本拠地、コメリカパークで行われたPLAY(Promoting a Lifetime of Activity for Youth)というイベントに行ってきました。 これは全米のプロ野球(メジャー、マイナーを含む)のトレーナーが作っている組織によるもので、子…
私は聴覚障害や自閉症の人とはおつきあいがあるが、これまで重い障害のある人と接したことがなかった。 『アシュリー事件』(生活書院)には、重度の障害を持つ少女が、自分の意思には関係なく、世話をする両親が将来も介護をしやすいようにということで、体…
『人種とスポーツ』(川島浩平・中公新書)を読んだ。私なりに自分の興味とリンクするキーワードをいくつか見つけることができた。人種とスポーツ - 黒人は本当に「速く」「強い」のか (中公新書)作者: 川島 浩平出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/…
NFL米プロフットボールのプレーオフが今週末から始まります。 現在の私の最寄のNFLチーム、デトロイト・ライオンズが1月8日に試合を行います。地元住民の多くがこの試合の中継を観戦するはずです。 そんな折、市の高校のアイスホッケー部からメールが届…
10年以上前の話。あるメジャーリーガーが年末年始を利用して野球教室をするというので取材に行った。参加者は日本人少年選手と米国人少年選手が半分ずつくらい。 なかにきれいなフォームで速い球を投げる日本の選手がいた。メジャーリーガーもその子に気づ…
越後獅子 クリスマスが終わると26日から、また、子どもたちのアイスホッケーの試合と練習がぎっしり詰まっております。 練習は夫が送迎を担当することになっているので、私は今のところ行かないつもりです。 しかし、試合には行きます。だって、おもしろい…
ダブルロースター(子どものスポーツより) 何日か前に、練習時間と試合時間をよりたくさん得たいとの気持ちから、同一種目のチームを掛け持ちしている子どもたちがいることについて書きました。 小学生の年代では競技チームに入っても、毎日、毎日、練習が…
昨日は親、選手とコーチの間にある24時間ルールというものをご紹介しました。 親や選手がコーチに苦情申し立てをしたいときには、試合中に熱くなった気持ちを少し冷却してから話し合いを持つというものです。しかし、どうしてもコーチの指導法や起用法が納…
24時間ルール 数ヶ月前のことですが、ミシガン州デトロイト郊外の公立高校のアスレチックディレクター(運動部を統括する部長)に、高校スポーツについての話を聞きました。 いろいろな話を伺ったのですが、少年スポーツ活動、または高校スポーツでの親と…
昨日のブログで、子どもがパスを出さずにつぶされても、つぶされてもドリブルで進みたがるのはなぜか、ということについて少し書きました。 恐らくその理由のひとつに試合を見ている親の本音として「自分の子どもがドリブルで相手ディフェンスをごぼう抜きに…
あまりにも子どものスポーツについて書き込むと、自分の子どもやチームのプライバシーにかかわるのではと怯みますが、ここでは、あくまでも一般論として米国の子どものチームプレーに対する評価について感じたことを描いてみたいと思います。 最近の子どもた…
OHL試合開催の続き OHLの試合を私の住んでいる市のアイスホッケーリンクで開催したことを前回のブログで書きました。 今回は、そのとき感じたことを書きたいと思います。 だいたい私はメンドクサイことはやりたくない方です。PTAなどから役目をいただ…
9月13日、私の子どもたちが所属している市のアイスホッケー協会は、OHL(オンタリオ・ホッケー・リーグ)のPlymoth whalers を迎えてプレシーズンの試合を開催しました。 OHLのWhalers http://www.plymouthwhalers.com/ はこれからNHLにド…
アメリカでは、子どものスポーツ、高校も大学もシーズン制です。 スポーツは、そもそもシーズン制で行うものという考えのようです。 以前、このブログにも書いたように、アメリカの子どもたちも、チームとしてのシーズンがオフになると、プライベートレッス…
ギルティー・マネーという言葉があるそうだ。 罪滅ぼしのお金という意味だろう。 自分の行動や言動によって、機嫌を損ねている相手に対して、お金を使って、ものを買ったり、楽しませて、機嫌を直させる。 「働きすぎのアメリカ人」などの著書があるジュリエ…
私の大学時代の卒論は「甲子園の高校球児はなぜ、最終回二死からヘッドスライディングするのか」というテーマだった。 「高校生らしい野球をしめくくるための“演技”である」という仮説だった。 当時、よく読んでいた山際淳司の本にも、うろ覚えだけど、 守備…
体育 子どもの算数(数学)や国語の学力の国際間比較はわりにニュースになります。 それで、日本の子どもの学力の順位が落ちていると、今後、国際間の経済競争で不利になりそうな予想がされたり、1位になった外国の勉強法が紹介されたり。 けれど、国際間の…
子どものスポーツを見れば、その国の教育が分かる? 以前、小学校低学年からトライアウト(入団テスト)をして、能力のある子どもだけを選抜してトラベルチームを作るという話を書きました。 読んでいただいた人のなかに、いかにも上手な、訓練された子ども…
スキップのできない小学生 少し前に分数のできない大学生という本が日本で話題になったようです。 私の身近には、スキップのできないアメリカの小学生が何人かいます。小1の20人学級でスキップのうまくできない子どもが4−5人います。 分数ができない大…
スポーツ奨学金をもらって進学する女子選手の場合。 多くのスポーツ種目で女子選手が活躍しているのはよく知られていることです。 米国のサッカー代表のなかには子どもを持つ選手が数人いて、遠征先に子どもとベビーシッターをしてくれる家族を連れていく様…
子どものスポーツとジェンダー 昨日、子どもたちの野球の試合に行ってきました。小学校低学年は男女混合でやっていて、女の子も数人います。 彼女たちは揃いのユニホームこそ着ていますが、ベルトはピンク、ヘルメットとスパイクにはピンクのラインが入った…
スポーツと人格形成 その3 少年スポーツは子どもの人格形成に役立つのか? スポーツをしているといい子になれるのか。3日前、4日前にこんなことを書きました。 今、米国で、もっともスポーツを子どもの成長に役立てようとしているのは、インナーシティと…
公教育と子どものスポーツ 昨日、アメリカでスポーツをしていると、やたら「楽しむ」という言葉を耳にするという話を書きました。 しかし、その一方で、アメリカでも子どもの組織だったスポーツでは「人格形成」という目標を掲げているところが多いようです…
楽しむこと 何年も前、アトランタオリンピックのころだろうか、名の知れた女子水泳選手が大会前に「楽しみたい」というような発言をしていた。 確か、私が見たのは、当時、久米宏やっていたニュース番組で、久米さんの問いかけに対し、女子水泳選手はマスコ…